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Exhibition Vol613 [ふらっと]

雲行

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夜半からの雪は、夜明けにやむ。国道249号線、七見から海岸線の旧街道へ下りる。
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石川県鳳珠郡能登町鵜川、山田川河口、古い家並が美しい場所だ。この次期の能登の天候は、千変万化、雪雲が対岸から流れ来る。
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Exhibition Vol488 [ふらっと]

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金沢21世紀美術館。早朝5時に東京を出発、東名から今年開通した東海北陸道で金沢へ。途中、大雪で交通規制、到着したのが午後3時になってしまった。
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杉本博司「歴史の歴史」が開催されている。その壮大なスケール感に圧倒され、時間を忘れた。
http://www.kanazawa21.jp/exhibit/sugimoto/
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金沢から氷見へ。夕刻、雪がちらつき始めた道を割烹「磯八」へ向かう。店に入ると、カウンターには毎年お会いしている常連さんの笑顔、美味い魚と酒、またまた時間を忘れた。
http://www6.ocn.ne.jp/~isohachi/
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翌日、羽咋、七尾から能登町へ向かう。
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能登半島独特の空気感と光。
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今回は発売されたばかりのD3xの性能を確認する撮影旅行でもある。ニコン派として、多くの仲間がキャノンにシフトするなか、耐えに耐え、待ち望み、やっと発売された高画素機だ。
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現在、データを整理中だが、かなりのポテンシャルが在る事は解った。問題は、それを100%引き出すための高性能レンズとPCに新たに投資が必要な事、そして、中判でリバーサルフィルムを切るように繊細な気配りが必要な事を確認した。
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早朝の撮影から帰ると、焼きたてのクロワッサンとたっぷりのカフェラテが待っていた。身も心も暖まる。
http://www.flatts.jp/
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昨日は毎年恒例の夕食後の撮影会。今回はポラロイドa530、500万画素のトイデジ、ぶれ防止はもちろん、便利な機能は何もないのだが、そこが面白い。
http://www.polaroid.co.jp/product/digital/a530.html
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毎年、来るたびに成長(あたりまえなのだが)している。
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少し恥ずかしがりやさんになったトモ君、少年の顔になったな。来年また合いましょう!
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能登道から北陸道、敦賀がで降り、朽木へ。途中大雪で倒木、367号線が通行止、23号線に迂回。
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ここを訪れるのは5年ぶりになる。小浜からの塩の道をテーマに撮影していた頃に、此処の村の雰囲気と料理旅館「鏡屋」を知り、はまってしまった。
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創業大正4年の旅館、夏から秋、此処の鮎の味は格別だ、そして鯖寿司。
http://www.kagamiya-net.com/company.html
nikon D3x 50mm1.4 24-70mm2.8

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今回は熊鍋、冬眠間近の熊の脂肪は木の実や山芋の風味、部屋の暖房でバターのように溶け出す。それを鋤焼でやる、甘めの割下と脂肪の甘味が広がる。
http://e-onodera.blog.so-net.ne.jp/2006-11-22-1



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Exhibition Vol443 [ふらっと]

至福の時


日本の斧とは形が少し違う、ベンさんの母国オーストラリアの木はとてもきめが細かく堅いそうだ、日本では雑木を細かく鉈で裂くように割るが、木の太さや大きさが根本的にちがうのだろう。それにしても、斧を持つ姿が決っています。


パワフルな薪割り、幼い頃に兄弟で薪割り競争をしたそだ。大変な作業だけど、とても楽しそう、男の世界だ。


ストーブに火が入り、ダイニングがポカポカジワジワと暖まり始める。そろそろ夕食の仕度。


コックコート姿も決ってますね。それでは、斧をフライパンに持ち替え、宜しくお願いします。


スターターはカボチャのポタージュ。濃厚な旨味の中に仄かなサワークリームの酸味が良く似合う。身も心も胃袋もポカポカと暖まる。


栄螺のエスカルゴ風と焼きたてのパン。たっぷりと栄螺の肝の旨味が溶け込んだオイルに、コリコリ新鮮な栄螺の身。


パンにオイルをタップリと浸し、栄螺をのせて、パクリとやる。あ〜っ、幸せだ。


いしるの旨味が際立つ槍烏賊の墨ソース。仄かに香辛料の香りのする鰹のたたき。梅肉ソースの鮃。白ワインがすすむ。


この時期、ふらっと定番の香箱蟹の手打ちパスタ。


殻の卵とみそを、丁寧にとり、混ぜ合わせる。蟹のすべての旨味がムチムチの麺の表面にまとわり付く、それを一気に食う。食い終わった瞬間、満足感と充実感が広がる。


鮟鱇のソテー、肝ソースかけ。ネッチリと張りのある白身に濃厚で旨味の凝縮したソース。言葉を失う。


止めが、あわびの肝ソース。もう駄目押し!今回は質実剛健、力強い料理を官能した。


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Exhibition Vol442 [ふらっと]

12月22日土曜日 曇り

至福の時

東京を午前5時30分出発、中央道から長野道、上信越道、北陸道、能越自動車道で氷見へ。

最初の至福は蕎麦。ちょうど能登半島の付け根を縦断するように氷見(富山湾)から羽咋(日本海)に抜ける国道415 号線が通る。その中間点の山間部に神子原町がある。ここで数年前に偶然見つけた蕎麦屋さん「茗荷庵」。

始めて食べた時、妻と私は顔を見合わせて驚いた。臭みの欠片もない鰹出汁の味わいと、深く熟れた醤油(かえし)が渾然一体となり、甘めの汁だが、やらしくなく、丁寧に打たれた蕎麦の香りと風味を増幅させてくれる。
http://www18.ocn.ne.jp/~myouga/

良く寝かされたつゆは蕎麦に絡まり、たぐった(すすった)瞬間、口内に自然な旨味と甘味(仄かなだけどしっかりとした)が広がり、蕎麦の風味が鼻に抜ける。このつゆの甘味は自家製の野菜で出しているそうだ。どのような製法かは私達の舌では解析不可能だが、美味しい蕎麦と巡り会う度に、妻と私の合い言葉は、「茗荷庵」のつゆで食べたいね、となる。魔法のつゆだ。

〆は天ぷら蕎麦。富山湾と日本海の中間点、揚げたての海老はプリプリしっとり、新鮮そのものだ。この場所の水も良いようだ。東京を出る時から頭の中は、昼飯は「茗荷庵」の蕎麦!それだけを支えに此処まで6時間運転して来た、最後まで汁を飲み干した瞬間、到達感と言うか達成感と言うか心地よい満足感に浸っ・・・。ねぇ!次は甘いもの食べたいね、となりで蕎麦をすすりながら妻が言った。そうだ、次の至福を目指し店を出た。

羽咋から能登道で能登町へ。午後3時30分到着。

至福のカフェ・ラテ。たっぷりとしたカップに、たぷりと立てられた、きめ細かい泡。上唇に泡が付く感触がたまらない。  

至福のバナナ・パイ。サクサク焼きたてのパイにネットリ食感のバナナ、シンプルだけど魅惑の取り合せ、少し酸味のあるアプリコットジャムが絶妙!

此処は能登町、民宿「ふらっと」カフェ。
http://www.flatts.jp/japan.html

一年ぶりだ!この風景を見ないと、年が終わらない。

天使に会いに行く。


お地蔵さんが家の中に?此処は、お習字教室、二人が出て来た。


お〜っ、一年ぶりだね。会いたかったよ!


相変わらず、めちゃくちゃ元気だね。今夜は楽しい撮影会だ!


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Exhibition Vol424 [ふらっと]

9月12日水曜日
楽しい友人が能登からやって来た。

私達夫婦が大好きな、青山BISTROT RAUBURUで待ち合わせ。

お久しぶりです!BENさん!奥様!

は〜い!

↓BENさんは能登半島能登町でイタリア料理の民宿とカフェ、ベーカリーのオーナーシェフ。
http://www.noto.ne.jp/flatt/japan.html


ここ2、3年は年に一度しか行ってないが、季節の地の物を生かしたとても独創的で力強い彼の料理に魅せられ数年前から夫婦で通っている。↓
http://blog.so-net.ne.jp/eiichi_onodera/2006-12-13
http://blog.so-net.ne.jp/eiichi_onodera/2006-12-14
今回、BENさんはワインの試飲会の為に東京へ来られたそうだ。

二次会はスペインバル Poco a Poco 、ワインと料理の話で盛上がった、久しぶりに楽しい時間を過ごした、二人も久しぶりの夫婦水入らずなのに、遅くまですいませんでした。

必ず暮れに訪れますね、お二人の笑顔と美味しい料理、そして二人の天使に合いに。




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Exhibition Vol311 [ふらっと]

Day by dayから。

「一年ぶりの再会」


Hasselblad 500CM 80mm 160NC
ベンさん。オーストラリア、シドニー生まれ。現地で現在の奥様と知り合いご結婚。奥様の故郷、ここ、能登町で、古い民宿を、お二人でリフォームしながら、1997年、イタリア料理のお店「ふらっと」を開かれた。彼の作る、地元の素材や調味料を使ったイタリアンは、都会では絶対食べられない料理だ。

宿泊用のお部屋は三室。2000年には一階に、ベーカリーとカフェを作られ、地元でも人気のお店なっている。


すべて、ご夫婦で作られたインテリア。決して豪華ではないが、自分で布を染め、襖に設えたり、地元の民具と西洋の小物を上手くミックスした、素晴らしい 空間だ。

一品目。ベンさんのスターターはいつも楽しみだ。アイデアと工夫に満ちあふれ、今まで、同じ料理は一品も出て来た事がない。今回は中心に焼きたてのパン、レンゲの中身は、鮟鱇(あんこう)の肝のムース、新鮮とれたての肝は臭みの欠片もない、日本料理のあんきもよりもクドくない風味だ、滑らかに舌の上でバタークリームのように溶けて消える。

お椀を開けると、ジャガイモのポタージュスープ。具は鮟鱇の身、レアーに仕上げた身が、口の中でぷりぷりと踊る。焼きたてのパンに、あんきものムースをぬり、口にほうりこむ、そして、すかさずスープをすする。食道と胃が暖まり、食欲がわく。

アワビの肝ソース、オリーブオイルの香り、複雑な風味は、ベンさん得意の魚醤(いしり、能登の伝統的調味料)、仄かな風味、素材の持ち味を壊さず、出しゃばらない使い方は独特だ。ヤリイカの墨ソース、やはり西洋的な味の中に、今度は烏賊醤(この地方では、魚で作った物とイカの内蔵で作った物、二種類が存在する)、旨味の成分が細やかに、新鮮なイカの甘味を引き出してくれる。白身魚(魚の種類を忘れてしまった。w)のようだけど、少し赤みが刺し、独特の旨味は、ヒラメのように上品ではなく、力強さと言うか、少し磯の香りがした。ソースは梅味、梅干しも自家製のようだ、とにかく塩の味がまろやかだ。刺身の食べ方として、たぶん、白ワインにはベストの味付けだ。

もちろん、オーストラリアワインで合わせる。赤はシェフ、ベンさんのおきいにり。白ワインは妻の好みに合わせ、選んでくれた一本。氷見にはオーストラリアワインの草分け的卸問屋さん、ビレッジ・セラーズがある。妻もここでオーストラリアにワインにハマり、現在は我が家の定番になっている。

香箱蟹(ズワイガニのメス、能登や金沢、地元ではオスより珍重される)のパスタ。もちろん、ベンさんの手打ち麺、蟹味噌、蟹の身、それを、クリームとチーズのソースで合えてある。隠し味は解らないが、この季節の定番だ。むちむちしたした手打ち麺に、蟹の濃厚なソースがからみ、体中に満足感が広がる。

ぶりの腹身のステーキだ。皮目はカリ!そして身はシットリ。ソースはバルサミコを中心に、甘味と酸味、のバランスがとても絶妙だ。赤ワインにとても、ベストマッチだ。

とどめが。かなり大きな鱸の切り身(たぶん200g以上)のソテー。ドライトマトと少し酸味の効いたソースが、油の乗った切り身とベストマッチだった。ベンさんが言うには、小さな身では美味さが出ない。この大きさだからこそ表現出来る味だそうだ。確かに、周辺部の火の通り方、中心部の油の乗った部分、絶妙なバランスだった。

今日から一ヶ月、ご家族でオーストラリアに里帰りするそうだ。ベンさんが言う。楽しいバカンスだけど、でもね、向こうに長く滞在すると、ホームシックになって、能登が恋しくなるんだよ。自分の帰る場所は、やはり、ここしかないねと。イタリア料理でも無く、日本料理でも無く、ベンさんの料理は、能登国の料理かも知れない。

Caplio R4


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